専門医(野垣病院)で診察

前回、医者に診てもらってから2ヶ月ほどたったが、症状はさほど変わらない状態が続いていた。 通勤は普段通り、自転車。ちょっと血がにじんだり、謎の薄茶色の汁(?)がついたりすることもあったので、1日休みを取って、また医者に診てもらうことにした。ついでに、歯医者で歯石を取ってもらって、髪の毛も切って、余裕があれば、メガネを新調しようなんて、まだまだ余裕である。

近所の医者で再診

まず、近所の医者に「なかなか痔が良くならないんですよ」的なことを相談しに行った。

医者は「外痔核だと思うけど、専門医に診てもらったほうがいいね。紹介状を書くからね」とのこと。 お尻ペロリンで指を突っ込まれると思っていたが特になし。 紹介状をもらってすぐに、紹介された野垣病院に向かった。

野垣病院

野垣病院は、名古屋では有名な病院らしく、ここに来ている人のほとんど肛門やら大腸やらを診てもらいに来ている。

受付に、紹介状、保険証などを提出し、診察を待った。 しばらくすると、奥の肛門科の前に移動して、そこで待つようにと言われた。 受付には「肛門科(外科)」と書かれていて、「外科なのかー」と思った。 そこで、具体的な症状などを問診票に記入した。 痛さはどれくらいかとか、血が出ているとか、膿は出ているのかとか、そんな感じ。

肛門科には、初診受付のカウンターが3つと、初診の処置室、入院案内室、再診の処置室が3つある。 まず、初診受付カウンターで看護師さんに住所やらのチェックを受け、すぐに隣の初診の診察室に呼ばれ、診察を受けた。

壁には、横向きに寝て、膝を抱えたような姿勢(シムス体位)のイラストが貼られていた。 パンツを下ろしてこの格好をしろ、という意味である。 やや抵抗感があったが、その通りの格好をしてお尻を出した。

医者「肛門の横になにかあるね」
僕「そうですね」
医者「じゃあ、指入れるね」
僕「!!いたた、いたた!!」
医者「痛い?どの辺?」
僕「!!!」

いやいや、指入れられたら、なにもなくても痛いよ!

医者「○○さん。これ、薬じゃ治らないよー。手術しないと。」

「薬じゃ治らない」いただきました!

指だけではなく、肛門鏡という肛門の中を見るなにかを入れて観察したうえ、座薬まで入れていたようだ。 何をされているのかわかる余裕もなく、指をズボズボされていたようにしか思えなかった。

医者「はい、座薬も入れておいたからね」
僕「……」
看護師「ズボン、はいていいですよ」
僕「はい……」

すぐ横のデスクに移動して、説明を受けた。

医者「痔瘻だね。これは手術しないと治らない」
僕「……」
医者「入院期間は16日間だね」
僕「!!!」
医者「今日は薬を3日分だけだすから、仕事とか調整して、また診察受けにきて。今が切り時だから」
僕「……はい」
看護師「このあと、入院についてもう少し詳しく説明するので、肛門科の受付の前で待っていてください」

これは参った。笑えない展開である。

どうしようもなく、言われたとおり、受付の前あたりで呼ばれるのを待っていた。 何人かが、順に入院案内室に呼ばれ、みなが、まいったな、みたいな顔をして出ていっていた。自分も入院案内室に呼ばれた。 現在の入院予約の空き状況、入院中のざっくりしたスケジュール、費用、早いほうがいいなどの説明を受けた。こりゃまいったな、という顔になって案内室を出た。

会計の後、病院内の薬局で薬を受け取った。
薬剤師「これで良くなるといいですね」
僕「手術しないと治らないって言われちゃいました、ははは」

妻に「【悲報】入院決定」というLINEを送り、家に戻った。 パンツにシミがついていたので、そっと洗って、洗い物かごに放り込んでおいた。

野垣病院

近所の内科で診察
入院準備 (その1)


Tags: 入院前
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