支払いと保険について
入院で病院に支払った費用は16万円くらいだった。
16万円のうち、健康保険で自己負担が3割のものが13万円くらい、残り3万円は食事、お風呂、寝巻きなどの費用である。
公的な保険など
公的な制度として2つの制度がある。意外と充実していて驚いた。
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高額療養費制度
健康保険組合の制度で、支払った額が高額の場合、自己負担が限度額を超えた部分について、後から保険組合から保険加入者に払い戻される制度である。 対象となるのは健康保険が効いて自己負担3割で支払った部分で、自己負担が3割ではない支払い(入院中のお風呂代など)は対象外である。 限度額は所得に応じて変わる。
あらかじめ入院することがわかっていて、申請する時間に余裕があれば、限度額申請というもうちょっと簡単な手続きの方法もあるらしい。
高額療養費制度の注意点は、
- 1ヶ月間の費用ごとに計算されるが、1ヶ月間というのは毎月1日から31日のことを指す
- 入院中の食事代は、健康保険の対象だけど、高額療養費制度の対象には入らない
- 民間の生命保険などに入っていても問題ない
という感じ。生命保険に入っていてもこの制度を利用できないと誤解してしまうことがありそう。
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医療費控除
所得税や住民税の額が軽減される制度である。 治療そのものの費用だけではなく、食事、お風呂、寝巻き、また、病院への支払いではない交通費も対象になる。 ただし、生命保険などに入っていて、そこから保険が下りたりした場合は、その額は相殺して申請する必要がある。
確定申告する必要があるのかも? 今回は、入っていた生命保険がかなり効いたので、医療費控除は使えそうになく、 あまり調べてない。
生命保険
請求のための手続きを行った。 問題なければ、5営業日で銀行口座に支払われるとのこと。 (26日に振り込むという明細書が届いた。対応がとても早くてびっくり。)

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